咲元酒造新工場落成、恩納村より新たな歴史を刻む

  • [公開・発行日] 2020/07/20
    [ 最終更新日 ] 2020/08/13
   

令和2年7月17日(金)、咲元酒造(佐久本啓社長)は、那覇市首里より恩納村山田の琉球村(多幸山株式会社)施設内に移転した新工場の落成式を開いた。

新工場の敷地面積は7037平方メートル、床面積970平方メートル、検定タンク2基、調合タンク6基、10トン貯蔵タンク19基、6トン貯蔵タンク1基、3トン貯蔵タンク1基となり、旧工場に比べて、床面積で3倍以上、貯蔵能力で2倍以上となる。

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なお、蒸留機、こうじ棚、回転ドラム(こうじ機)は、首里の工場より移動させたが、充填機(瓶詰め機)、ラベラー(ラベル貼り付け機)は刷新し、蒸留後の製品生産能力は1時間に300本と、前工場の5倍程度となる。

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咲元酒造は、明治35年(1902年)に首里鳥堀にて佐久本政明(せいめい)氏により佐久本酒造場として創業。戦禍により一時的に休業を余儀なくされるも、戦後の昭和21年(1946年)に首里酒造廠として復活して以来、常に泡盛復興の一翼を担ってきた。現在の咲元酒造への改名は、昭和36年(1961年)の法人化に際して行われた。

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豊里友宏工場長は、新工場になっても、咲元ファンの期待に応えるべく、咲元の伝統・味を守り続けたいと力強く語る。

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