具志堅宗精さんに学べ~欲しい大都市に酒連の直営店~

   

【2006年9月号の続き】

稲嶺盛園

awamori_yomoyama_92_everyone-gushiken-sousei-to-learn仲村君、吾々が今泡盛泡盛いっていますが、例えばオリオンビールの創業者具志堅宗精さんの商魂を学ぶべきで、金城さんの話にもあるわけですが、僕が東京へ行った時、或る泡盛が4~5本並んでいる店のおカミさんが“誰も飲んでくれる人居ませんですがどうぞ”ときた。

或るお偉いさんが置いてある店で、ただそこに置いておくからな、ではいけませんよね。飲んだそこに置いておくぐらいなら、もう少しきちんと宣伝をしてもらいたいよね。酒連あたりの直営店が欲しいと思う。標準的な庶民の居酒屋を応援する必要があるのではなかろうか。商業べースでいきますと高い。もうひとつ、みんな地酒を大切にするんですよ。

僕は沖縄タイムス時代に、さる偉い人を案内したら、琉球舞踊は世界一だという。そういう認識ではなくて琉球を理解し愛する心なんですなぁ。泡盛もあまりうぬぼれてはいけない、ということですよ。

確かにレベルは世界に通用するほどに品質は高くなっているが、ある所では1万円以上でしょ。

 

本誌

代弁ですが、昨今のホステスさんの時給では仕方ないことでは。

 

稲嶺盛園

ま、それは解るとしてだ、僕が言いたいのは泡盛はいいですよ、と置いておくだけではいけない。これをいかに実践していくかですよ。具志堅宗精さんみたいにだ、こういうところを稼働していって欲しい。

 

金城幸男

年に1回位行政の長も業者も頭を下げて廻るべきですよ。飲み屋廻るべきであって、県外は課長級でいい(蔭で拍手あり)。

 

福村安弘

県内にもっと力を入れるべきで、大事にすべきですね(いよいよメーターが上ってきた)。

 

名嘉正八郎

言葉だけじゃなく自ら飲め、自ら模範を示せ、ですよ。

 

珊瑚礁通した泡盛がうまい

金城幸男

沖縄の泡盛を輸出したいと、多良川の社長がドイツに行ったみたいに。泡盛はウイスキーと違って例えばウオッカみたいに度数の高い60度のもある。与那国のああいうのを輸出すると伸びるだろう。

宮古の酒も首里の酒も久米島の酒もおいしいと。水のいい所で造った泡盛はおいしいと。珊瑚礁を通した泡盛が一番おいしいと。こんないい酒を飲まずして沖縄が語れますか、というんだ。どこにもないですよ。貯蔵方法もどこにもない。

 

稲嶺盛園

簡単に60度の酒を売ればいいわけじゃないですよ。

 

福村安弘

私はタイムス・新報の酒に関するスクラップをずーっと続けて、現在24冊持っておりますが(みんな驚愕)、それで感ずることは、業界の状況を見ていますと、広告と宣伝の売り上げの相関関係を見ますと、オリオンビールは県内で相当なシェアをもちながら宣伝が進んでいる。

泡盛業界は零細な業界ですし、その辺が反比例して売り上げ効果が出ているのではないでしょうか。4,000万以上の売り上げランクを見ますと、2ヵ所なんですよ。久米島の久米仙と菊の露であとはないですよ。首里が原点ですがそこまでいかない、私も首里なんですが(笑い)。

仲村さんの業界紙は勿論、観光紙・誌などにも両者は全力投球している。PRすればそれだけ売れる。弱点はその辺にもあるのではないか。個々の違いがあり、シェアが例えば北部であればそれだけのシェアだと。

個々の業者が力を合わせて組織的に県外に宣伝力を入れていくと伸びるのではないか。金城さんのお話にもありましたように、鹿児島、大分に行って“いいちこ”を飲んだ。カボスを輪切りにして入れて飲んだがとてもおいしかった。

首里にいいちこを置いてあるスーパーがありますが、よく売れているそうです。そういう意味では業界の結束が足りないと考えます。業界の結束が非常に欲しい。古い状態がまだ続いている。宣伝力が足りない。そこいくとオリオンビールはすごい。稲嶺さんが言われたように直売店を設けるべきではないでしょうか。

 

(2006年11月号に続く)

2006年10月号掲載

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