業界紙的内容に富む~高く評価さるべき~ 沖縄グラフ社 営業部長 照屋朝敏(昭和46年7月30日)

  • [公開・発行日] 1971/07/30
    [ 最終更新日 ] 2016/04/22
   

1971_7_30_okinawa-graph_teruya-cyoubin_appreciate醸界飲料新聞がこのたび2周年を迎えるにあたり、心からお祝い申し上げます。戦後のマスコミ社会にあって沖縄でも、幾多の出版物が発刊されましたが、残念ながらその殆どが長続きしないのが現状であります。

これは出版業が如何に難かしい事業であるかを如実に物語っているものであります。甚しいことには選挙の時だけ発行する週間紙と名のつくのもあり遺憾に思います。広告をとればいい主義のこう云ったやり方は如何に読者やスポンサーを小馬鹿にした無暴なやり方で、新聞本来の使命を余りにも知らな過ぎることを痛感いたします。

こういった状況下にあって、仲村征幸君が発行している醸界飲料新聞は実に堅実な編集方針で運営されており、改めて賛辞と祝福を贈る者のひとりであります。まず第一に、編集方針が業界紙的な使命感で書かれていること、第二に、毎号の紙面を見ますと、如何にスポンサーを大事にしているかと云うことが見受けられます。

ユニークな紙面をかざることもさることながら、来年の復帰体制下に於ける業界のあり方にメスを入れ、具体的に指導助言を与えている編集方針などはなかなか立派な心がまえだと思います。これは社長の仲村君の気性そのままの筆法であり、2周年を迎え、これからいよいよ彼独特の正義感を発揮するものと期待しております。

本土復帰も余すところ200余日に迫り、激動する社会情勢はいろいろな思惑や不安が生じてくる昨今ですが、その運命を開拓する決意を私たちは、自からの手で解決していかなければなりません。

そのときに当り、マスコミの果す役割りは重大なる使命となります。斯かる状況下にあって醸界飲料新聞を読者の広場としていただき、今まで以上にご支援、ご協力を賜わりますよう友人のひとりとして業界の皆さんにもお願い申し上げます。

同紙の社告にもありました、2周年記念事業のひとつとして「年鑑=酒類、醸造と飲料」と「業界人物伝」の刊行もすでに資料集めにかかっており、益々冴えた筆法で読者の皆さんに貢献されるものと期待しております。

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