琉球泡盛 大阪万博、物産展でも最高の人気(昭和45年6月1日)

  • [公開・発行日] 1970/06/01
    [ 最終更新日 ] 2015/12/26
   

人類の進歩と調和をテーマに世界各国の砕を一堂に集めて開かれている大阪万国博も後半に入って益々人気を高めているが、1970_6_1_osaka-expo_bussan-exhibition_ryukyu--awamori-popular全国酒信連の銘酒コーナーの琉球泡盛が各県の銘酒と伍して万丈の気を吐いているといえば大げさになるかも知れないが、事実、酒信連の6名の係員も口を揃えて琉球泡盛はよく他酒よりも売れるといっているからまんざら大げさな表現でもあるまい。

去る4月27日、琉球泡盛の特定宣伝デーに出席のため、琉球酒造組合連合会の佐久本会長ら一行と一緒に上阪し、5月7日帰沖した琉球泡盛作業KKの浜本総務部長の話によると、大阪万博での琉球泡盛の人気は非常によく、20日間で100セット、特定宣伝デーには2合瓶は売り切れるという有称。

ちなみ特定宣伝デーには1合瓶50本、1升瓶10本、2合瓶100本、2合壺100本、30度もの1升瓶10本が売れているというから、量からすればまだまだ僅かな数量に過ぎないが、しかしこれだけの人間の口コミは、復帰後の琉球泡盛の本土市場開拓に好影響をもたらすのは間違いないことであって、琉球泡盛の万博出店の意義はここに見出せる訳だ。

客の中には戦前からの泡盛通や又、琉球泡盛はいい酒だと話には聞いているが、まだ飲んだことはないという客もいるというが、取引も盛んなようで、取引先も2軒増えたと二重の喜びを浜元氏は語っている。

また去る5月1日から6日まで、北九州市の八幡区在、井筒屋百貨店で催された沖縄物産展でも人気はすごく、雨天にもかかわらず大盛況で当初、琉球政府が予想していた売上30万円程度は琉球泡盛だけでも軽く突破。泡盛だけで43万9,250円となっている。

客の中には1人で1度に1升瓶を10本も買い込んで帰る客もおり、しかも自分で飲むものだと知って、浜元氏自身もびっくり。感激の連続だったようだ。

とにかく婦人層でも2~3盃ひっかけて帰るのはざらにいたというが、先に本土の醸造関係の新聞社長が、浜元氏に吾々は琉球泡盛の良さは認めているが、どこで売られているか解らないということを聞いたが、今度万博や物産展に出席してみてつくづくその意味がわかったと述懐しているが、今後はいかに合理的な販発ルートでより多く、早く、本土市場に乗り込むかがメーカーに課された大きな問題といえよう。

それには質の向上なしには考えられぬことでもあとうが。と同時に琉球政府が月2回でもよい、各県で広く沖縄物産展を開き、もっともっと沖縄を認識づけることはもっと有意義であろう。

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