諸見里酒造がデ・カイパー社と提携(昭和45年6月1日)

  • [公開・発行日] 1970/06/01
    [ 最終更新日 ] 2015/12/26
   

諸島星酒造工場(社長緒見里勇氏、具志川市在)ではこの程オランダのデ・カイパー社(創立1695五年)と洋酒の輸入契約を結んだ。1970_6_1_moromizato-syuzou_alliance_de-kuyper-royal-distillers-B-Vデ・カイパー社はかねて自社製の販売元を検討していたが結局、フランス式蒸留機スーパーアロスパユという性能の良い蒸留機、工場衛生管理や販売ルート等を勘案、同社と契約したもので諸見里酒造工場では既にデ社のクリームカカオ、チェリーブランデー、スコージン、ジン、バーカー、ジョン、デキューパーウイスキーペパーミント等を4月6日から業務店や軍関係に売り出している。

所得の向上に伴って噌好の高級化は必然的なものであり、欧米人の食肉食後のワインを始め、アルコール飲料の嗜好はだんだん沖縄にも普及しつつあり、時宜を得た同社の販売は注目されよう。

復帰後の本土市場へは諸見里酒造工場を通して出荷されるということは大きな強みといえる。容織は750ml。3弗(ドル)30仙(セント)。

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