醸試、本年から指導する?~防腐剤ヌキの清酒~(昭和44年11月1日)

  • [公開・発行日] 1969/11/01
    [ 最終更新日 ] 2015/11/21
   

清酒業界では過年度来より清酒に使用している防腐剤について、1969_11_1_sake_do-not-use-preservativeこれが法則的に使用が認められているとはいえ、一般的に注目を浴びるようになってきたため、自主的に使用を差し控える動きが一部の業者にみられるようになってきた。

この防腐剤の使用の可否については醸造試験所においても関心をもちはじめ、できれば本年度の造りから防腐剤を使用しない指導をすすめてゆく意向を強めてきた。

現在、防腐剤を使用していない業者は全国で200場程度で、その殆んどが年間200KL以下の小メーカーであるといわれているが、このような小メーカーの場合は市中在庫との関係から防腐剤ヌキの清酒でもどうにか腐敗の心配がないようであるが、販売量が大量になり、広い地域、広い消費層に流通している清酒についてはもっと研究期間をおかねば、直ちに防腐剤ヌキというわけにはいかないようで、この辺になお問題が残っているようである。

しかし、試験所としては本年の造りから漸新的に防腐剤ヌキの醸造を各局の鑑定官室を通じて指導をすすめてゆくことを考えているので、順次、可能な業者から防腐剤ヌキの清酒づくりがあらわれてくるものとみられる。

もちろん、本格的にこのような指導をつづけてゆくにしても大量生産ものとの調整がこれからの問題になってくるものとみられる。

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