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琉球泡盛のクース(古酒)づくりが今、盛んである。メーカーは勿論それに力を入れているが、愛飲者の間でも自分流のクースづくりが盛んに行われている。中にはグループでお互いに切磋琢磨しながらつくりを楽しんでいる方々もいる。泡盛と…
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去る2月12日は旧暦の1月1日で旧正月であった。この日は、午後3時から4時までの1時間にわたり、琉球放送テレビで泡盛の女王の選出大会が生放映される日である。今年で17回を迎えていてすっかり定着した好番組となっている。17…
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我が琉球泡盛の今年の展望として県外も県内にあっても飛躍する年となる。であろうと前号で書いた。確かにそのように推移していくと私は思っている。が、しかし5年先々を考える時、我が泡盛は決して安泰であるという保証はない。今年は沖…
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つい2、3日前、ある泡盛製造工場を訪ねたら折りよく社長が居てしばしの雑談と相成った。その中で非常に『痛快』な話を聞いた。最近、宮崎、鹿児島への泡盛の出荷が増えてきているというのだ。宮崎、鹿児島といえば麦と芋焼酎の本家本元…
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「…いま私が知り得たことは、小さい島の歴史でも、汲めども、汲めども尽きぬ深さをたたえているということである。見方を変えるなら、島の自然と人情に育まれた文化、土着の思想の美しさということになろうか。それらのことは、語れば語…
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「節酒会規約」なる珍しい文書を見つけた。持ち主は那覇市樋川で辯護士(弁護士)を営む島田良安さん。島田さんは旧久志村大川(現名護市)の出身で母方の実家に保存されていたもの。第1条から第13条まであって「大正8年2月1日ヨリ…
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今、琉球泡盛が確実にその売り上げ数量を伸ばしつつある。小紙創刊当時の三四年前の年間総移出数量は6300kl(3万5000石)を上下していたのであるから約四倍の伸び率である。即ち34年後の平成12年の総移出数量は21976…
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近頃、家で独酌を楽しむ時に思い出す人々がいる。遠い昔日のことであるが、この方々の口から直接拝ちょうしたお言葉は忘れることができない。「仲村君、旧盆に仏壇にお供えしたバナナあれねー、ミキサーにかけて泡盛と混ぜるとうまいクー…
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前号(2001年8月号)でクースづくりの絶対条件は壺の厳選であると説いた。そして昔の沖縄での壺の多用途についても述べた。だから外来の年代ものの壺ほどその道の専門家や泡盛メーカーに鑑定させたほうが無難である。同時に近作の壺…
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クースづくりの第1番目の絶対条件は壷の厳選である。これを誤ると不味いクースに出来上がってしまう。年代を重ねていくうちに容器臭(現在は容器香という)が出てきて、現代の嗜好にマッチしない味になる。いうところのカーミカジャー(…
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