【瑞泉酒造】貯蔵設備大幅拡張~5年で12,000石能力~(昭和47年7月10日)
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[公開・発行日] 1972/07/10
[ 最終更新日 ] 2016/07/20 - 読む
業界によびかけてもなかなか解決しない、今もってその姿勢さえ伺えない、いわゆる特別措置による泡盛の減税額の活用問題は、業界の火急の課題だが、瑞泉酒造株式会社は(佐久本政敦社長)では独自で特別措置に対応していこうと、このほど5年次計画を発表した。
それによると1年次で沖縄では初めての屋外貯蔵タンクを6基据え付ける。すでに着工しているが、これが完成すると同社の貯蔵能力は5,000石となる。高さ7m、直系3m(1本250石入)からのこの巨大なタンクは、上部は直射日光にも十分耐え得るよう設計され、又外壁も特殊塗装が施されていると云う。
この6基は7月20日には完成するが同社では更に2年次、3年次と1,500石づつ増設し、5年目で12,000石の能力までもっていき、近代化への目途づけを一応終え、同時に1年もの、3年ものの貯蔵酒を発売していくと語っている。
本土から有名人の往来が特に復帰後は激しいが、去る5月19日には漫画家のグループが二度目の沖縄入り。5月21日には瑞泉酒造株式会社主催で料亭松の下で盛大な歓迎パーティーを開いた。
尚、帰京後の便りによると、今秋から有名人による「瑞泉愛好会」を作りたいとしている。今度来島した漫画家は、玉川一郎、名和青郎、おおばひろし、馬場みのる、小島功、やなせたかし、藤田英三、手塚治虫、杉浦幸雄の各氏に沖縄県支部の渡嘉敷唯夫が同行した。
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