アーカイブ:1972年 1月
-
「採用されたホステスには高級乗用車1台宛ただで差し上げます。」憶えている読者も多いだろうが、昨年も末両日刊紙の全面ブチ抜きの広告で話題を独占、世のホステス嬢を羨ましがらせた件のサントリー高級クラブ・ユートピアが去る1月1…
-
僕は若い頃から泡盛をこよなく愛し飲んでいる。第一、米の油だから栄養価も高く、私のところに来る東京のお客さんも非常に好んで泡盛を飲んでいる。中でも泡盛のクース(古酒)は世界一よい酒だと思う。古酒は瑞穂だけだから飲めば僕には…
-
泡盛~相対的には伸び悩み~
1971年は業界にとっては復帰に伴う諸制度の変革に対する思惑が交錯し、陳情合戦に火花を散らした年でもあった。
復帰に伴う諸制度の激変は沖縄の小中企業会を根底から揺さぶり、これまで保護されて…
-
瑞泉酒造株式会社 那覇市首里崎山 社長 佐久本政敦昨年中は“端泉”をご愛飲下さいまして心から感謝申しあげます。お蔭様で“瑞泉”は遂年販売数量が伸び、昨年は沖縄の泡盛業界では初めて夏場で1,000石を突破いたしました。これ…
-
泡盛ガン説 “沖縄産”とは何事か カンカンに怒る泡盛業界「異常に高い食道、喉頭ガン、沖縄医学会総会で発表、沖縄産の酒とタバコに関係か」。昨年11月29日付某日刊紙朝刊9面トップ記事の見出しである。内容には「沖縄の泡盛とタ…
-
那覇から恩納までは、バスで約1時間の距離である。恩納村役所前で下車して北へ1号線沿いに歩いて行くと、一寸人里離れのところから左に入って行くと、くぼんだ処に恩納酒造工場はある。故人となった玉那覇仁恵氏は戦時中、フィリピンの…
-
泡盛メーカーか時代の流れにのって機械を導入することは大変結構なことで、これで近代化への第一歩を踏み入れることは喜ばしいかぎりである。洋酒関係が24時間ブラウン管を通して製法をPRし、いかに衛生的で人生にプラスするかを訴え…
-
酒類メーカーの歴史が知りたいと同時にレッテル(ラベル)の由来、経営者の名前等も是非紹介して欲しいと云うハガキの便りや電話での問合せ、飲み屋の酒談義でも酒類愛好家から再三に亘って注文されたが、今号からシリーズで掲載していき…
-
現在は王冠業は輸入規制措置で存続しておりますが、それは琉球政府の財源が之しい関係で、規制することによって企業を保護していこうというねらいで、すでに3年になりますが、3年で解かれるということは恐しいことでありましょう。とい…
-
世界でも初めてと云われ、内外から注目されていたパインの残滓を利用して造られるパインブランデーメーカーの興陽産業株式会社(仲村清秀社長・工場は名護市羽地仲尾次在)がとうとう資本提携に踏み切った。同社は創業以来、輸出先を数社…
ページ上部へ戻る
Copyright © 泡盛新聞 All rights reserved.