石垣、宮古島、名護、北那覇税務署にて酒類製造技術講習会開催(沖縄国税事務所)

   

沖縄国税事務所は、平成28年5月10日に石垣税務署、13日に名護税務署、17日に宮古島税務署、20日に北那覇税務署と県内4カ所にて酒類製造者を対象とした酒類製造技術講習会を開催した。

講義風景(北那覇税務署/5月20日)

講義風景(北那覇税務署/5月20日)

開会にあたり、小濱元主任鑑定官は「この講習会は、酒類業の健全な発達のため、皆様が知っておくべき酒税法並びに酒類業組合法、公正競争規約の基準の変更事項等を周知し、着実に順守できる環境を整えると共に、製造に関する知見や知識をかん養し、最終的には皆様の製品を購入される消費者が、表示、品質について安心感を持って手にされることにつながるような内容としています」とその目的について説明。加えて各酒造所の技術者に対し、日々の技術の研鑽ならびに安定的な生産に不可欠な社内での技術の共有を求めた。さらに、製造の枠にとどまらず、消費者に対しても自らの製品を技術者の立場から他社製品との違いを含め説明できる営業マン的な素養、視点を養い、酒類業界の発展に寄与してほしいと力強く語った。

泡盛の香りについて講義する宮本宗周鑑定官(名護税務署/5月13日)

泡盛の香りについて講義する宮本宗周鑑定官(名護税務署/5月13日)

講義では、酒税法上必要な書類の記帳や申告の方法、酒類の表示に関する各法律、規約の説明とその運用について、また、器具の取り扱いなど製造上の留意事項等を各担当官が説明。講習会後半においては、泡盛に含まれる代表的な香り成分のサンプルを実際に嗅ぎながらの官能評価訓練が行われた。

官能評価訓練のために準備された香りのサンプルは、ジアセチル(ヨーグルト様の甘い香り)、バニリン(バニラ様の香り)、1-オクテン3-オール(マツタケ様の香り)、酢酸イソアミル(バナナ、洋ナシ様の香り)など9種類。技術者がこれらの香りを利き分ける能力を高めることで、酒類製造上の技術向上につなげるだけでなく、自社製品の香りの特徴について、より綿密に説明する能力をも養う。

官能評価訓練の様子(名護税務署/5月13日)

官能評価訓練の様子(名護税務署/5月13日)

官能評価訓練の様子(宮古島税務所/5月17日)

官能評価訓練の様子(宮古島税務所/5月17日)

なお、今後沖縄国税事務所においては、泡盛におけるより詳細な香りの地図(フレーバーホイール)の作成を手掛け、泡盛の特長を明確に説明できる環境整備に努めるとの説明もあった。

各地区1日間の開催であったが、配られた資料だけでも270ページを越え、講師、参加者ともに熱気に満ちた講習会となった。沖縄国税事務所間税課においては、技術講習会の期間のみならず、随時酒類製造業者の技術相談を受け付けており、昨年度も100件近い技術相談を受けている。

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