「山原島酒之会」は夢とロマン~カーミムエーで一斗壺購入~

   

【2004年5月号のつづき】
awamori_yomoyama_65_yanbaru-shima-zake-of-meeting_18-liter-vase_purchase「山原島酒之会」発行の島酒通信第17号掲載の記事よりの引用である。見出しは“泡盛は元気だー”となっている。

「・・・ところで昨年の12月、銀行から300万円の定期預金満期の通知が届いた。その預金の利息分で家族揃って久しぶりにレストランで美味しい食事を、と思って銀行がら利息の分を引き出したら、アキサミヨー、1年定期でナント900円であった。さらにそれから20%の税金が差し引かれて720円になっていた。

これではお子様ランチ1人分しかない。大の男がお子様ランチの注文はできないし、大変な世の中になったもんだ。老後?が心配だ。そこで、私は庭の手入れをしながら、こんな計算をしてみた。

100万円を現在の利息0.03%で20年間定期預金をした場合、利息が6,000円となり、それから20%の税金を差し引くと手取り、4,800円になる。仮りに100万円分の泡盛43度古酒一升瓶買うとしたら、各メーカー価格差があるけど、1本平均2,300円だから、100万円分で435本が買える。

その古酒が20年後どのくらいの価値があるか計算してみた。現在20年古酒43度一升瓶で約5万円だから、「50,000×435本」で2,175万円になる。200万円分の酒だと4,350万円だ。酒税法で酒の販売免許がなければ販売することは出来ないが、お金は一銭もなくてもそれだけの価値ある物を持っているということだけでなく、金持ちになったような気分になる。

更に何となく心にゆとりができて、老後の心配がなく暮らせそうな安心感がある。さらにクースづくりは夢と口マンがある最高の楽しみでもある。やっぱり止められないね、山原島酒之会バンザーイだよ。

しかし、クースづくりは良いことずくめではない。管理がまずければクースが全部パーになる場合があるのだ。100万円のクースが20年後にパーにならないようにユメユメ管理を怠ることなく、20年後の夢を見ながら良いクースを育て、子や孫に伝え、クースと共に健康で長生きして泡盛談義に花を咲かそうではないか。」

「山原島酒之会」なるものが発足したのは確か7年前だったと覚えているが、この面々、最初から“カーミムエー”なる模合を毎月やっている。つまりクースづくり用の一斗壺を購入するための資金づくりなのである。今やその数は相当な本数になっているようだ。

北部10万の人口の各家庭に一斗カーミを置いて、それでクースづくりをやりましょう、と提案しているのである。この壮大な夢が着実に実現しつつあるから、泡盛メーカーにとっても頼もしい存在だ。

それも単に座して提案をしているのではない。会員同士で各地域の泡盛同好会との交流や県下の全泡盛メーカーを訪ね、造りの勉強にも怠りなく行動しているのだから見上げた存容だ。益々のご検討を祈りたい。

地場産業育成の面からも、こういう楽しみながらの活動は心強い存在だ。

2004年6月号掲載

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